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 今日、我国は高度経済成長を遂げ、これに伴い国際的な地位や責任が高まっており、また交通・通信手段の発達と相まって政治・経済・文化などのあらゆる分野において国際的なつながりはますます強まってきている。今や国民の生活は国の粋を超えて世界の各国とも直接・間接に結び付く面が強くなっており、国民、とりわけ次の世代を担う青少年が自ら諸外国の国民に深く接し、その共感の上に立って諸外国を理解し、また自国の真の姿を認識することは極めて有意義である。
 特に可塑性の強い少年期に、諸外国の少年と共通な生活体験の機会を持つことによって、異なった社会の存在と世界の拡がりに対する認識・興味を喚起し、自主性・社会性・強調性・国際性等を養い、将来の国際社会に生きる素養を培うことは大切である。
 更に青年においては、諸外国の青年と積極的に交流を図り、新鮮で印象的な体験を共有し、或いは各々の情操に深く根ざした共通の興味や関心を通じてお互いを友として認め尊敬し、各民族を隔てている政治・経済・宗教など諸々の環境、固有の人生観、世界観から言語まで、様々な障害を超えた、生涯絶えることのない交友関係を養い、真の国際理解と感覚を育成することはきわめて重要である。
 国際青少年研修協会は、以上の趣旨に添って、昭和48年11月創設以来各種の事業を展開し、その間、特に米国オレゴン大学・ユージン市・サイパン市などの積極的な協力を得て多大の成果を挙げてきたところである。
 本会は、今日までの成果を踏まえ、国際青少年団体と緊密な連絡のもとに青少年の国際交流事業の拡充強化を図り、我国の青少年と諸外国の青少年の一層親密な友好関係を促進し、将来にわたって青少年の真の国際交流の実を挙げると共に、国際的信頼と社会的責任を果たすため、従来の組織を発展的に解消し、財団法人国際青少年研修協会を設立せんとするものである。
 
定款
 
1) 就業規則
2) 給与規程
3) 旅費規程
4) 財団役員報酬規程
5) 常勤役員退職慰労金規程
 

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